次に、各コースごとにどんな動きが想定されるかのセオリーを紹介します。
1コースのセオリー
1コースは基本的に「逃げ」で勝つことが多いです。
いかにスタートをミスしないかが重要になり、その点が問題なければ多くの場合1着になることができます。
2コースのセオリー
2コースは基本的に「差し」で勝つことが多いです。
簡単に決められるものではありませんが、1コース艇がスピードをつけすぎたり、追い風が強かったりすることで外に膨らんでしまったときに「差し」を決めやすくなります。
3コースのセオリー
3コースは基本的に「まくり」で勝つことが多いです。
そのためには、1・2コース艇よりもスタートをうまく決め、先行してターンに入り外からまくって行く形が望まれます。
この方法は高い技術力が必要なため、B級選手の中に3コース艇だけA級選手といった場合や、3コース艇のモーターが超抜モーター(2連対率が50以上)の時が狙い目となります。
4コースのセオリー
4コースは基本的に「まくり」「まくり差し」で勝つことが多いです。
内側のインコース艇がスタートに遅れた時がチャンスになりますが、こちらも3コースと同様に高い技術が必要です。
5コースのセオリー
5コースは基本的に「まくり差し」で勝つことが多いです。
4コース艇と似たような攻めのパターンになります。
もしくは、4コースがまくり差しを狙った際にその内側を狙って4コースを抜きさることもあります。
6コースのセオリー
6コースは「まくり」「まくり差し」で勝つことが多いです。
6コースは最もスタートにシビアなコースであり、スタートで他5艇を置き去りにし、一気にまくってそのまま逃げ切らなければなりません。